痛いところは冷やす?温める?


A・急性なら冷やし、慢性なら温めた方が良いです。



基本的には急性のように炎症がある場合や、捻挫で患部が腫れ、内部で出血がある場合は冷やしてください。


慢性痛の様に血行不良がある場合は温めて下さい。


ここで注意点です。(意外と重要)


急性の冷却の場合は、血液の粘性を増し、毛細血管の浸透性を少なくし、患部への血流を減少させます。受傷後の冷却は代謝を下げ、組織に必要な酸素を少なくし、低酸素症を防ぎます。


この効果は、患部周囲の正常な細胞組織を助けることになります。しかし、長く冷やしすぎると組織もダメージを受けてしまいます。


ですから、冷やす時は最高20分にとどめ、感覚がなくなればそのときに取り去ります。そして寝るまで1時間から1時間半ごとに冷却を繰り返します。障害の程度や範囲によって24~72時間これを続けます。


慢性の温めの場合、よくカイロ等で温める方がいますが、表面は勿論温まります。しかし、表面が温まりすぎると自浄効果が働き、内部から冷やそうとする作用が働いてしまいます。(火傷した時に、身体が冷やそうとして水膨れをつくるニュアンスに似ています。)


常に高温で温めすぎてもよくありません。よって、温めるのは適度にして、『冷やさない』という方向性で、ケアーするのが理想です。


また、これは冷却・温めの両方にいえるのですが


『湿布は温・冷どちらがいいの?』


『急性だから冷湿布!』


これは感覚の問題で、どちらでもかまいません。


冷却ゲルや唐辛子成分配合などと、最近では色々あるので一概にはいえませんが、通常の湿布の場合、実際の効果としては、湿布の鎮痛・消炎効果の効き目であり、実際に冷やしたり温めたりしているものではありません。あくまで、冷 ・感・/温 ・感・湿布なのです。


どうせ張るのなら、皮膚のかぶれが大丈夫であれば、鎮痛・消炎効果に特化したものの方が良いかもしれません。