好転反応の概要と段階
overview and stages
好転反応・瞑眩反応とは?
what is a healing crisis?
好転(こうてん)反応・瞑眩(めんけん/めんげん)反応とは健康を取り戻す過程で身体に現れる様々な反応の事です。
施術を受けた当日・数日後に身体がだるかったり、施術を受ける前より痛みを感じる事があります。
これが好転反応や調整反応と呼ばれるもので、慢性化した症状が自然治癒力によって健康を取り戻す過程で身体に現れる様々な反応の事です。
副作用との違い
difference from side effects
好転反応は、薬の副作用とは全く違うものです。東洋医学では 別名「瞑眩(めんけん/めんげん)反応」とも言い、漢方の常識では「瞑眩なくして効果なし」とも言われています。
例えば、抗生物質や坐薬などを体内に入れると、胃への負担が生じます。このように、元々健康な状態であった所へ負担が生じてしまう事が副作用です。好転反応は身体に元々負担があった所が自然治癒力により、一時的に負担が増す事を指します。
慢性化した症状によって鈍っていた細胞が正常化に向けて活性化する際に、症状が一旦急性化に戻り段階を経て治癒していく身体の反応です。
好転反応が強くでやすい人
person who reacts easily
疲労を溜めすぎて施術前後の落差が大きい方ほど出やすいです。
下記の環境に当てはまる人も施術前後の落差が大きいので好転反応が強く出やすいです。
・症状(病状)の重い人
・長い間薬を使用してきた人、または現在も使用している人
・強い薬を使用している人、または使用していた人
・食品添加物や加工食品を長期間に渡って食べ続けていた人
・肉や脂肪の多い食事を摂り続けていた人
好転反応の現れ方には個人差があり、反応の軽重は左右されます。
・遺伝的要素
・生活環境(食生活、精神的条件、建物条件、など)
・現在の病状
・過去の病歴
注)好転反応が皆無という人もいらっしゃいます。
第1段階・弛緩反応
第2段階・過敏反応
第3段階・排泄反応
次のような変動があった場合は以下の処置を行なっておきますと経過が早くなります。
注)体力のない3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方は行わないでください。
第4段階・ 回復反応