手の厥陰心包経の経絡図
つぼとつぼを結ぶライン(流れ)

胸部から腕の内側を通り中指へ至る経絡で、東洋医学において「心を守る膜」とされます。循環器機能や精神安定に関与し、動悸・胸苦しさ・不眠・情緒不安の改善に用いられます。
主要ツボ「内関」は乗り物酔いやストレス緩和に効果的。心包は「邪気から心を防御する」象徴的存在で、経絡調整により自律神経バランスや血流改善が期待されます。古典『霊枢』に基づき、現代でも心身相関の要とされます。
手の厥陰心包経の経証
足の厥陰肝経の経絡図
つぼとつぼを結ぶライン(流れ)

足厥陰肝経は肝臓と関連し、下半身を主に巡る経絡です。足の親指から始まり、内踝を通り、腿内側を上行し、下腹部で肝臓とつながります。
生殖器や消化器の調整に影響を与え、月経不順やイライラ改善に用いられます。重要なツボである太衝は、ストレス緩和や血行促進に効果的です。気の流れを整えて自律神経を安定させると共に、筋肉の緊張を緩める働きを持ち、東洋医学では全身のバランス調整に活用されます。
足の厥陰肝経の経証
対処法
Self Care
- 即効ツボ刺激
- 生活養生
- セルフケア