冷えで負荷連鎖
load chain

- 血管収縮現象
- 10℃以下で頸部血管が最大30%収縮 → 血流量が半減(日本温熱医学会データ)
- 筋硬直の発生
- 深部体温1℃低下で筋肉柔軟性が15%減少 → 肩甲挙筋の可動域制限
- 代謝産物蓄積
- 乳酸濃度が2.8倍上昇 → 後頭部神経を刺激し「冷え性頭痛」も誘発
冷えは首だけでなく、肩や腰など色々な部分にも悪影響です。
冬は寒いのが当たり前なので多くの方が冷え対策をしっかりおこないますが、冷房の効く夏場などは油断しやすいのでご注意下さい。
貼るカイロなどは単発利用などは問題ありませんが、常に利用すると自分の身体で発熱しにくい体質になってしまう可能性があります。身体が「自分で発熱しなくても温かい!」と怠けてしまうのです。大げさに言えば発熱に関して退化してしまう様なニュアンスです。貼るカイロの利用自体は低温火傷を注意すれば問題ありませんが、使い方と頻度に工夫をすると良いです。