頭痛首痛専門 春日部整体スミトの整体院 好転反応の概要と段階

頭痛首痛専門 春日部整体スミトの整体院 好転反応とは(概要)

好転反応・瞑眩反応とは?

好転(こうてん)反応・瞑眩(めんけん/めんげん)反応とは健康を取り戻す過程で身体に現れる様々な反応の事です。
施術を受けた当日・数日後に身体がだるかったり、施術を受ける前より痛みを感じる事があります。

これが好転反応や調整反応と呼ばれるもので、慢性化した症状が自然治癒力によって健康を取り戻す過程で身体に現れる様々な反応の事です。

副作用との違い

好転反応は、薬の副作用とは全く違うものです。東洋医学では 別名「瞑眩(めんけん/めんげん)反応」とも言い、漢方の常識では「瞑眩なくして効果なし」とも言われています。

例えば、抗生物質や坐薬などを体内に入れると、胃への負担が生じます。このように、元々健康な状態であった所へ負担が生じてしまう事が副作用です。好転反応は身体に元々負担があった所が自然治癒力により、一時的に負担が増す事を指します。

慢性化した症状によって鈍っていた細胞が正常化に向けて活性化する際に、症状が一旦急性化に戻り段階を経て治癒していく身体の反応です。

好転反応が強くでやすい人

疲労を溜めすぎて施術前後の落差が大きい方ほど出やすいです。
下記の環境に当てはまる人も施術前後の落差が大きいので好転反応が強く出やすいです。

  • 症状(病状)の重い人
  • 長い間薬を使用してきた人、または現在も使用している人
  • 強い薬を使用している人、または使用していた人
  • 食品添加物や加工食品を長期間に渡って食べ続けていた人
  • 肉や脂肪の多い食事を摂り続けていた人

好転反応の現れ方には個人差があり、反応の軽重は左右されます。

  • 遺伝的要素
  • 生活環境(食生活、精神的条件、建物条件、など)
  • 現在の病状
  • 過去の病歴

好転反応が皆無という人もいらっしゃいます。

好転反応は不安かもしれませんが、改善の予兆(治癒へのステップ)です。悪化ではありません。この事はしっかりと頭に入れておいて下さい。

1~2回施術を受けて「私には合わないようだ」と思い止めてしまうのは症状改善・体質改善へのチャンスを逃してしまっています。

先ずは2~3日経過を見て頂き、薬などで好転反応を消さないことをお勧めします。せっかく出てきた反応を消してしまうと、自然治癒の妨げになる可能性があります。身体が正常化すれば、それと同時に反応も終わるものなのでご安心下さい。

これは当院に限らず、他の整体院・針灸院・接骨院・においても言える事です。

ここからは好転反応の段階・種類の説明も御座います。お時間のある方は合わせてご覧ください。

頭痛首痛専門 春日部整体スミトの整体院 好転反応の段階

第1段階・弛緩反応
(しかんはんのう)

1・弛緩反応
  • 主な症状
    ・だるい ・眠い ・倦怠感 など
  • 身体で起きている事
    今まで不健康状態でいた臓器が本来の機能を回復しはじめると、他の臓器も不健康状態に合わせて活動していたので、一時的に各臓器同士のアンバランス状態が起きます。
  • 過ごし方
    この時期はともかく身体の要求に沿って弛めることが大切です。
    眠ければ身体を休めて睡眠をとり、だるくなったら無理して身体を動かさずに横になってください。食べたくなければ無理して食べなくても大丈夫です。

第2段階・過敏反応
(かびんはんのう)

25%
2・過敏反応
  • 主な症状
    ・便秘 ・下痢 ・痛み ・腫れ ・発汗など
  • 身体で起きている事
    慢性状態に対して強力な援助が加わると、一時的に急性状態へ戻ります。
    また数箇所調子が悪いときは、一番悪い所から反応が出始め、そこが改善されると次に調子が悪い所が身体に感じてくるという様に、順番に反応が現れます。
    初めて経験する方にとっては、少し驚かれるかもしれませんが、これは身体の老廃物を体外へ排出するために必要な過程です。
  • 過ごし方
    この時期はあまり不快を心配して休む必要はありません。
    普段通りにお過ごして下さい。

第3段階・排泄反応
(はいせつはんのう)

25%
25%
3・排泄反応
  • 主な症状
    ・発熱 ・吹き出物 ・発疹皮膚の変化 ・目やに ・尿便の色の変化など
  • 身体で起きている事
    身体の老廃物や悪いものが体外に排泄される時期です。
    体内の老廃物・毒素・疲労素を分解・排泄する時に現れる反応です。
  • 過ごし方
    基本的には自然の働きに任せてください。

次のような変動があった場合は以下の処置を行なっておきますと経過が早くなります。

  • 喉や泌尿器系に反応 ➔ 足湯を行ないます。
    • 足湯はちょっと熱めの温度で、両足のくるぶしがかくれるくらいの高さまで入れます。
  • 消化器系に反応 ➔ 脚湯を行ないます。
    • 脚湯はちょっと熱めの温度で、膝の上まで両足をお湯に入れます。
  • 高い熱 ➔ 後頭部に蒸しタオルを当てます。
    • 高熱が出ましたら後頭部に温湿布(蒸しタオル)を当て、わざと熱を上げさせるのです。熱は上がるところまで上がりますと今度は一気に下がり翌日にはスッキリとします。後頭部の蒸しタオルが、発汗を誘導、発汗によって身体の内側の熱を発散させ熱を下げやすくします。

体力のない3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方は行わないでください。

第4段階・ 回復反応
(かいふくはんのう)

25%
25%
25%
4・回復反応
  • 主な症状
    ・発熱 ・痛み ・吐き気 ・腹痛 ・動悸 ・だるさ
  • 身体で起きている事
    今まで血行の悪かった所が改善、うっ血して汚れた血液が一時的に回り始める時に現れます。
    血液が浄化され血行が良くなるにつれ、調子が良くなってゆきます。
  • 過ごし方
    この時期はあまり不快を心配して休む必要はありません。
    普段通りにお過ごして下さい。